シグナル配列

シグナル配列 しぐなるはいれつ Signal peptide

シグナルペプチドとも呼ばれます。

細胞内において合成されたタンパク質は、合成された段階で、細胞内のどこに移動するのかが決まっています。これは、そのタンパク質がその輸送を指示するアミノ酸配列を持っていることが理由です。この配列をシグナル配列があります。


細胞質基質に存在しているリボソームで合成されたタンパク質は、シグナル配列により、核、葉緑体、ミトコンドリアなどの細胞小器官へ移動します。

また、粗面小胞体上のリボソームで合成されたタンパク質は、小胞体に取り込まれ、小胞に包まれてゴルジ体へと移動します。そして再び小胞に包まれて細胞外へ移動します(分泌されます)。


上記の「粗面小胞体上のリボソームで合成されたタンパク質が小胞体に取り込まれる」という部分をより詳しく説明します。

リボソームで翻訳が始まりシグナル配列が合成されると、シグナル認識粒子(Signal recognition particle:SRP)と呼ばれる特殊なタンパク質がこの配列を認識します。

すると翻訳が一時中断されます。

SRPがリボソームと結合し、さらにこれが小胞体膜の受容体に結合されます。

シグナル配列はSRPから離れ、小孔を通って小胞体内に移動します。移動後、翻訳が再開され、タンパク質が小胞体内に押し込まれます。
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