ブラッグの条件

ブラッグの条件 Bragg condition

結晶内の原子がd[m]の間隔で規則正しく配列していて、次のように平行な面A、B、C…が考えられるとします:

波長λ[m] のX線を入射させると、反射の法則にしたがってX線が反射します(X線は透過力が強いため、平面Aだけでなく、BやCからも同じように反射されます)。

X線の入射角がθだとすると、反射角もθです:


今、A面で反射したX線とB面で反射したX線の経路差を考えると、以下の図より:

2dsinθとなります。

この経路差が波長λの整数倍のとき、X線が干渉して強め合います(そしてラウエ斑点が生じます)。


すなわち:

が成り立つとき、X線が干渉して強め合います。

これを「ブラッグの条件」といいます。

原子間隔dがわかっている結晶を使えばX線の波長λが求められます。また、波長λがわかっているX線を使えば原子間隔dが求められ、結晶構造を調べることができます。


ブラッグ(William Lawrence Bragg;1890–1971) は、イギリスの物理学者です。父親とともに「ブラッグの条件」を提案しました。
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