自己インダクタンス

自己インダクタンス Self-inductance

コイルの自己誘導による誘導起電力を求めてみます。

コイルに流れる電流がつくる磁束密度の大きさ B [T] は、コイルを流れる電流 I [A] に比例します(こちらの記事や、こちらの記事など)。

したがって、コイルを貫く磁束 Φ [Wb] は、電流 I [A] に比例します。つまり、kを比例定数として:
Φ = kI
が成り立ちます。

Δt [s] の間に電流がΔI [A] だけ変化しているときにコイルに発生している誘導起電力 V [V] は、コイルの巻き数をNとして:

と表せます。

この「Nk」を「L」とすると:

と表せます。

比例定数Lを、自己インダクタンスといいます。

自己インダクタンスの単位には、ヘンリー [H] を用います。

1 [H} は、1秒間に1 [A] の割合でコイルに流れる電流が変化しているときに、コイルに発生する誘導起電力が1 [V] であるような自己インダクタンスです。


ヘンリー(Joseph Henry (December;1797–1878)は、アメリカの科学者です。

ちなみに、自己インダクタンスを「L」で表すのは、レンツに敬意を表して、というのが理由のようです(参考:Wikipedia 『Inductance』)。
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