キルヒホッフの法則

キルヒホッフの法則 Kirchhoff's circuit laws

電気回路に関する次の2つの法則を合わせて、キルヒホッフの法則といいます。


キルヒホッフの第1法則:

電気回路の任意の点において、その点に流れ込む電流の大きさの和と、流れ出る電流の和は必ず等しくなる:

これは、回路の途中で新たに電荷が生み出されたり消滅したりすることがない、ということを言っています。


例:

以下の点Pにおいて:

I_1+I_2 = i
が成り立ちます。


キルヒホッフの第2法則:

電気回路の任意の閉回路において、起電力の和と、電圧降下の和は必ず等しくなる:

(経路の向き(回路の向き)と逆向きの起電力は負の起電力とし、逆向きの電流が流れる抵抗における電圧降下を負の電圧降下とします)

これは、定常電流が流れる電気回路では、電位は位置だけで決まり、閉回路を一巡してもとの点に戻るとき電位ももとに戻る、ということを言っています。


例:



閉回路ABEFAにおいて: E_1 = R_1 I_1 + R_3 I_3 + R_4 I_1

閉回路CBEDCにおいて: E_2 = R_2 I_2 + R_3 I_3 + R_5 I_2

閉回路ABCDEFA において: E_1 - E_2 = R_1 I_1 - R_2 I_2 - R_5 I_2 + R_4 I_1

が成り立ちます。


キルヒホッフ(Gustav Robert Kirchhoff;1824–1887)は、ドイツの物理学者です。
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