電気容量

電気容量 でんきようりょう Capacitance

平行板コンデンサーでは、2つの極板に蓄えられている電気量の絶対値は等しいです(符号は逆になります)。

この絶対値Q[C] は、極板間の電位差V[V]に比例することが知られており:

が成り立ちます。

比例定数Cは、2つの極板の大きさ・形などによって決まる定数であり、「電気容量」と呼ばれます。

電気容量は、その物体がどれくらいの電荷を蓄えることが出来るのかを示すものです。電気容量が大きいほど、蓄えることが出来る電荷の量が大きくなります。

(イメージ的には入れ物の「容積」と同じようなものです。ただ、電池の電圧を上げれば(=極板間の電位差を上げれば)電荷も増加するので、「電気容量」という考え方をします。 参考:「山本義隆 『新・物理入門』」)

電気容量の単位には「F(ふぁらど)」を使います。上の式より、「C=Q/V」ですから、1[F] = 1[C/V] の関係があります。すなわち、1[F]とは、1[V]の電位差で1[C]の電荷を蓄える電気容量です。

(注意:単位で[C] と書けば電気量の単位の「クーロン」のことです。電気容量を表すCと混同しないようにしてください)。


実用上は、コンデンサーの電気容量は1[F] よりもとても小さいため、接頭辞の「マイクロ(μ)」や「ピコ(p)」を使った、「マイクロファラド(μF)」や「ピコファラド(pF)」などを使うことが多いです。

1[μF] = 10^(-6) [F]
1[pF] = 10^(-12) [F]
という関係です。


ファラドは、イギリスの科学者ファラデー(Michael Faraday;1791–1867)が名前の由来です。
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