電界(電場)

電界(電場) でんかい(でんば) Electric field

2つの電荷(電荷を持つ粒子)静電気力(クーロン力)を及ぼしあう、ということをこれまでの記事で見てきていますが、これは次のように説明することができます:

空間に1つの電荷を置くと、その電荷によって空間が変化させられる。さらにもう1つの電荷をその状態になっている空間に置けば、後に置かれた電荷は空間から力を受ける。

(後に置かれた電荷も空間を変化させますが、今は「電荷によって空間が変化を受け、その空間が別の電荷に影響を与える状態になる」ということに集中してください)


上記のように、空間が、何も無い状態と比べて変化を受けていて、他の電荷に静電気力を及ぼしうる状態になっているとき、「電界(電場)が生じている」と言います。


高校物理の教科書や工学系の学問では「電界」という用語を使います。理学系の学問では「電場」という用語を使います。どちらも同じものです。

(高校物理の教科書では、最初にこの用語を紹介するときには「電界(または電場)」というように、どちらの語も紹介しているのが多いかと思われます。東京書籍の教科書では主に「電界」、数研出版の教科書では主に「電場」を使ってその後の説明を続けていきます)


界(場)というのは、数学的な説明をすると、「空間の各点に、値が対応しているもの」と言うことができます。その値がスカラーであるものを「スカラー界(場)」、その値がベクトルであるならば「ベクトル界(場)」、などと言います。

次の記事で見ますが、電界(電場)はベクトル界(場)の一種です。

界(場)に関しては大学で詳しく学びます。
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